最新のCTを導入しました

 いそざき歯科では2011年に歯科用CT撮影装置を導入しました。CTとは正式にはコンピューテッドトモグラフィーです。普通のレントゲンとは異なり、いわゆる断層撮影で特定の場所を見る事ができます。歯科においてはパノラマも一種の断層撮影です。パノラマ画像については顎のガイコツみたいな、横長の画像を見られた患者さんも多いと思います。パノラマ画像は全体を見るには非常に適していますが、2次元の平面的な画像です。

 それに対してCTとは3次元画像になります。上下左右だけではなく奥行きのあるものが表示可能となり、前後関係を把握できます。それにより今まではっきりしなかった病気の原因や状態を把握することが可能となり診断や治療がより詳しく、はっきり行う事ができるようになります。

 歯科医療界では医科とは異なったタイプの特別なCTが10年前に開発され、その利用により一般医科のCTよりも被爆量が少なく効果的に応用されています。ただ、歯科用CTも医科と同様に非常に高額なためあまり普及しておりません。今回導入した最新型CTについても香川県では導入第1号となるようです。
 今後はこのCTを利用し最良の治療ができるようにしていきたいと思います。